外壁塗装業者に騙されないために10工程の「単価」を事前に知る!

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外壁塗装業者からもらった見積書を、素人が見ても「この単価が適切なのかな・・よくわからない!」となりますよね?そうならないためにも、塗料や足場などの単価を事前に知っておくと、業者に騙されず適切な価格で工事をすることができます。

外壁塗装の単価は「平米(㎡)」単位になっていることがほとんどで、外壁面積×塗料(各工程)の単価で見積もり金額がでますから、外壁塗装の代表的な10工程の単価をしれば、業者の見積書が適正なものかを理解し、より安く外壁塗装をおこなうことができるのです。

本日はイエカラ―ズで営業を行っている筆者が、外壁塗装の単価について詳しく解説いたします。

外壁塗装の平均的な単価一覧表

◆単価は1㎡が基本

1㎡ = 1メートル × 1メートル

外壁塗装では坪数ではなく、1㎡あたりの単価が基本となります。頭に思い描くとすれば、正方形のテーブルの面などを想像すると良いでしょう。1㎡あたりを最小単位として、単価を出します。ですからもし、外壁の面積部が100㎡なら、下記のような計算になります。

◆高圧洗浄の単価計算

20,000円 = 100㎡ × 200円(高圧洗浄単価)

ですから、自宅の外壁面積と単価がわかれば、外壁塗装の値段のおおよそが把握することができるのです。下記は、坪数から平均的な外壁面積を算出した表です。家ごとに外壁面積は異なるので、あくまで目安としてください。

◆ご自宅の坪数から外壁面積をざっくり把握※参考情報

平米数 外壁面積
20坪 79.2㎡
25坪 99㎡
30坪 118.8㎡
35坪 138.6㎡
40坪 158.4㎡
45坪 178.2㎡
50坪 198㎡
55坪 217.8㎡
60坪 237.6㎡

では、計算方法が理解できたところで、下記の単価表をご覧ください。もし、手元に業者からもらった見積書があるのなら、単価を見比べてみましょう。

◆外壁塗装の単価一覧

また、外壁塗装の値段は、使う塗料(中塗り・上塗り)によって大きく変わってきますので、下記に代表的な塗料の単価をまとめました。使う塗料は「シリコン塗料」がもっとも標準的です

◆塗料の単価一覧

それでは、10工程の単価について詳しく解説いたします。

10工程の単価について解説

①足場について
②養生について
③飛散防止ネットについて
④高圧洗浄について
⑤コーキング(シーリング)について
⑥下地処理について
⑦下塗りについて
⑧中塗り・上塗りについて
⑨付帯部分塗装について
⑩ごみ処理・雑費について

①足場について

単価:600円~800円(1㎡あたり)

外壁塗装において、塗料の次に費用がかかる項目が、足場です。まず足場の設置で施主の方に覚えていただきたい点は、塗装業者が足場を設置するわけではなく、足場の専門業者が設置します。なぜなら足場の設置は専門の職人でなければ、できない作業ですし、塗装業者は足場を足場業者からレンタルする形になります。

そのため、足場は絶対に割引が効かない項目なのです。

ちなみに足場はレンタル器具ですが、雨や諸事情で工期が伸びたり、あるいは圧縮されたりしても、足場代に変わりはありません。

②養生について

単価:300円~400円(1㎡あたり)

養生とは聞きなれない言葉かもしれませんが、専用のテープや紙で、塗装しない部分に塗料がつかないように、することをいいます。実際に養生で保護する面積に関わらず、塗装と同様に、外壁の面積で見積もりをだすことが一般的なため、単価は1㎡あたりとなります。

養生の部分は作業費も含まれておりますし、テープや養生紙の費用がかかっています。しかし、この項目は実際にはざっくり見積されるケースが多いでしょう。(上記の写真のようなケースで㎡で見積もるのは難しいですからね)

③飛散防止ネットについて

単価:150円~200円(1㎡あたり)

養生と間違えやすいのですが、足場と一緒に設置する網目のシートのことです。高めに設置することで、近隣の家や建物に塗料を飛散しないようにするためのネットのことです。

ネットはレンタルで、作業費も含まれております。

④高圧洗浄について

単価:200円~300円(1㎡あたり)

外壁を塗装する前に、外壁を高圧洗浄機で、汚れを徹底的に落とします。この工程を行わないと、新しい塗料と外壁の間に、ゴミや汚れが入り込み、塗料がはがれやすくなり、塗料の性能を100%発揮できなくなるため、必ず行います。

主に作業代です。水道代は施主の水道から水を入れるので、施主負担となりますが、数千円程度です。

⑤コーキング(シーリング)について

単価:1,000円~1,500円(1㎡あたり)

主にサイディングボードの外壁の時に発生する作業です。コーキングも、外壁面積で見積もりをとりますので、塗料と同様に1㎡あたりが単価となります。

コーキングの際は、別途外壁にコーキング材がつかないように、養生が必要となりますが、その金額もコーキング費用に含まれています。

モルタル壁などには、コーキングはありませんので、この費用は発生いたしません。

⑥下地処理について

単価ではなく一式2万円程度

下地処理とは、外壁の旧塗膜のひび割れ(クラック)や膨れが発生している個所を部分的に、補修する作業のことです。通常の外壁塗装では、ひび割れがそんなに多く発生しているわけではないので、単価ではなく、一式で〇万円という形で見積もりがだされます。

前回の塗装から15年以上年過ぎ、外壁劣化が激しい場合は、この費用が高くなります。

⑦下塗りについて

単価:700円~1000円(1㎡あたり)

外壁塗装の塗装は3階塗りが基本です。そして一回目の下塗りは「中塗り・上塗り(シリコン塗料など)」で使う塗料が外壁に密着させるために、下地を整える役割があります。

下塗り塗料は、外壁の素材により異なります。

シーラー・・通常の外壁塗装に使われます
フィラー・・モルタル壁やひび割れがあるときに使います

下塗り塗料は、中塗り・上塗りの塗料の値段の半分以下で費用は安いです。

⑧中塗り・上塗りについて

単価:1,000円~5,000円(1㎡あたり)

ここで使う塗料によって、外壁塗装の耐用性が大きく変わってきます。中塗りと上塗りは同じ塗料を使い、下塗りの上から塗料を塗ります。

塗料には多くのメーカーがありますが、日本の三大メーカーが主流となります。

◆三大塗料メーカー

・日本ペイント <==公共事業などで使われる
・関西ペイント <==主にDIY
・エスケー化研 <==住宅の外壁で最も使われる

しかし、一般住宅の外壁塗装で最も使われるものは「エスケー化研」です。このほかにもオーストラリア製の塗料なども使われますが、日本の気候は高温多湿であり、また地震が多い国柄で、それを踏まえた日本の塗料メーカーを使うのが無難な選択です。

塗料の種類は主に4種類です。

◆4つの塗料の種類

・アクリル塗料
・ウレタン塗料
・シリコン塗料 <==費用対効果が高く主流
・フッソ塗料

まず、通常の住宅の外壁塗装であれば「シリコン塗料」になります。アクリルやウレタン塗料の耐用年数が10年未満なのに対して、シリコン塗料は12年~15年ももち、費用も安いからです。さらにラジカル抑制の機能があるシリコン塗料が最も主流で、エスケー化研の「エスケープレミアムシリコン」がおススメです。

フッソ塗料は耐用年数が15年以上と高い塗料なのですが、デメリットが塗膜が固いことがあり、塗膜が固いと地震があったときに、ひび割れしてしまうことがあり、塗装業者も昨今は、使いたがりません。

・光触媒塗料

高級塗料を使って、できるだけ長持ちさせたいのであれば、「光触媒塗料」がおススメです。特に白い外壁の場合は汚れが目立ちやすいため、光触媒塗料なら超親水性とよばれる、外壁と汚れの間に水が入り、汚れを落とす機能がある高級塗料だからです。

ただし「FSC-V」という塗料だけが、この機能があり、この塗料をあつかえる業者は一部の業者だけです。

・ガイナ

また、高速道路や線路の近くの住宅で騒音に悩んでいる場合などはガイナがおススメです。ガイナは多機能塗料で、防音、遮熱、不燃、空気浄化などの機能を備えた塗料で、耐用年数も15年以上あります。

⑨付帯部分塗装について

単価ではなく一式5万円程度

付帯部分とは下記の外壁以外の部分の塗装のことです。

◆付帯部分とは?

雨戸
換気フード
シャッター
窓枠
手すり
フェンス
軒先(のきてん)
破風板(はふいた)
鼻隠し(はなかくし)

塗装部分の塗装では、水が建物に侵入しないように防水性が高く、塗料の弾性がある「ウレタン塗料」がよく使われます。

⑩ごみ処理・雑費について

単価ではなく一式2万円程度

外壁塗装では、

◆外壁塗装の廃材

・塗料の缶
・ビニール
・養生テープ
・使用済みローラー

などのごみが大量にでますので、これを処理するための費用となります。この費用はだいたい2万円のことが多く、業者によってはサービスしてくれる項目となります。

外壁塗装を安くする3つのコツ

コツ①繁忙期(春・秋)を避ける

外壁塗装は「引越しの多いシーズン」が繁忙期となります。なぜなら、全国の物件のオーナーが、少しでも自分の物件を良く見せて、空室率を下げるため、外壁塗装を行う時期だからです。しかも、塗装会社もアパートなどの大型の案件の方が、売上も大きいため、職人の空きが非常に少なくなる時期なのです。

しかも、春と秋は比較的、乾燥が早く、塗装がしやすい時期ともいえるため人気の時期です。手配する職人が人手不足だと、需要と供給から費用が高めになることから、見積もりの割引も少なめな時期なのです。

そのため、安く外壁塗装を行うには、夏や冬が職人の手配がつきやすいため、価格も抑えることができますし、職人にはランクがあり、B級以上(S級からE級まで)が、住宅の塗装をできる職人ですから、腕の良い職人に工事してもらえる可能性が高まります。

コツ②前回の塗装から10年程度で外壁塗装を行うこと

前回の塗装から、15年も経過すると、外壁や家の劣化が目立つようになります。そうすると塗装の見積もりもひび割れ部分の「下地補修」など作業工程が増え、結果費用がかかります。

そのため外壁塗装はだいたい10年程度の間隔で、行っていくのが良いでしょう。もちろんシリコン塗料の耐用年数は12年~15年もありますが、劣化が激しくない段階で、塗装した方が安く済むからです。

家が劣化する一番の理由は、外壁が水を吸いこみ、外壁の収縮と膨張が大きくなるためです。水の吸い込みは当然経年劣化とともに増えて行きます。家を長期的にたもつためにも外壁塗装を一定間隔で行うことはとても大切なことであり、結果として費用も低く抑えることができるのです。

コツ③最低3社の業者から相見積もりをとる

家電であれば、インターネットの価格コムやAmazonで調べれば、どの会社が安いかが一目でわかります。なぜなら多くの企業の製品がインターネットでオープンになっているからです。しかし、外壁塗装はそうはいきません。

そのため、適正価格を探るには3社程度の塗装業者から見積もりをとるのが一番です。そして自分で3社を探すのではなく、一括査定見積もりを使うのがカンタンです。

下記は業界大手の「イエカラ―ズ」のチャット形式の外壁塗装相談所なので、チャットで相談してみてください。

チェットで一括見積もり:イエカラーズ

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