サイディングを外壁塗装する前に知っておくべき7つのポイント

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「うちのサイディングって、そろそろ塗り直しが必要かな?」
「サイディングの塗装って、何に注意すれば良いのか?」

昨今の自宅の壁はほとんどが昔ながらの塗り壁ではなく「サイディングボード」が壁に貼り付けられているタイプの壁です。なぜサイディングが主流になったかというと、サイディングボートは工場で作ったものを壁に貼り付けるので「施工性」が高く、デザイン性が優れています。

そしてひび割れしづらく、雨や紫外線に強いという特長がありますが、そのサイディングも施工から10年も過ぎると外壁の塗り替えが必要になってきます。なぜなら、サイディングの上には塗装が施されているのですが、その塗装も10年たつと紫外線により劣化し、そこから水が浸入することがあるからです。

本日はイエカラーズで営業をしている筆者が、これから自宅のサイディングの外壁塗装を考えている方向けに、詳しく解説いたします。

サイディングは主に4種類ですが、どのほとんどが「窯業系のサイディングボード」

まず、サイディングボートといっても下記の4種類があります。しかし、戸建てで使用されるサイディングボートのほとんどは、①の「窯業系サイディング」になります。

◆4つの窯業系サイディング

①窯業系サイディング
②金属系サイディング
③木質系サイディング
④樹脂系サイディング

戸建てで使用される「窯業系サイディング」はセメントに繊維質を交ぜてつくられる素材です。

窯業系サイディング:セメント質材料+繊維質原料+混和材+(水)

参考記事:窯業系サイディングができるまで – 装材協会日本窯業外

つまり、動きに弱いセメントに「繊維質」を入れることで、伸びや縮みにつよくな材質になり、地震の多い日本の戸建てに最適な素材と言えます。しかもデザイン性が高いことから、戸建てやマンションでよく利用されます。

なぜ、デザイン性が高いのかと言うと、工場の環境で特殊な機械を使って塗装するので、従来の職人ができないような複雑な塗装やデザインにすることが可能なのが、サイディングボードの強みなのです。

窯業サイディングの塗り替えは10年が目安!

窯業サイディングに施されている塗料は、工場で厳しい品質管理のもと塗装を施されているものですが、それでも永久に塗装が持つわけではありません。なぜなら外壁というのは毎日太陽からの強い紫外線にさらさており、紫外線は、サイディングに塗られている塗膜(塗料のこと)を劣化させるのです。

例えば、甚大な被害をもたらした2019年の台風15号ですが、屋根の補修にブルーシートを屋根で覆い、ブルーシートを固定するために「土嚢」を設置するのですが、その土嚢は太陽の紫外線によりたった一週間で破けてしまいます(耐久性のないものは)。

参考記事:大阪)屋根の土のう「耐久性ある袋を」「割れ瓦危ない」

つまりそれくらい太陽の紫外線は強いのです。サイディングボードに塗られている塗料であれば7~10年をすぎると、塗料が劣化しはじめます。メーカーや、家の立地により左右されますが、ざっくり10年程度が窯業系サイディングの耐久性とみておくべきでしょう。

サイディングの塗装は塗り替えと「シーリングの打ち替え」が必要

通常のモルタル壁などの塗り壁と違うのは、サイディングは、何十枚、何百枚のボートを壁に貼り付けて外壁にしているので、そのために「ボード」と「ボード」の隙間を埋めるために「シーリング(コーキング)材」と言われる材料で埋めます。

このシーリング材は、防水性に優れたものですが、紫外線で劣化していきます。そのためにシーリングの張り替え作業が必要になってきます。ここで注意して欲しい点は業者から進められる「打ち増し」は意味がないということです。

シーリングは劣化すると、縮んできます。そのため縮んだシーリングの上からシーリングを足す「打ち増し」という施工方法がありますが、いくらシーリング材を上に足しても、下のシーリング材が劣化しているため、劣化している部分から剥がれたり、水が浸入することがあるので、根本的補修になりません。

ですから、サイディングボードの塗り替えの際、劣化しているシーリングは、カッターでシーリングをキレイに剥がしてから、もう一度シーリング材を塗る「打ち替え」でなければならないのです。

しかし、悪徳の塗装業者はシーリング材の打ち替えは「手間がかかり」「古いシーリング材を剥がすのが手間」なので、何も知らない施主を良いことに、打ち替えを行わず「打ち増し」でサイディングの塗り替えを行います。

しかも、打ち増しは、施工後は打ち替えと見た目が変わらないため、施工が終わってしまえば、どっちでおこなわれたのか、カッターでシーリングを切ってみないと判別することもできません。ですから、誠実な業者を選ぶことは非常にサイディングの塗り替えでも重要になってくるのです。

サイディングの塗り替え使うべきは「シリコン塗料」が基本、理由は費用対効果が高い塗料だから!

サイディングの塗り替えだからといって、特別な塗料が使われるわけではありません。通常のモルタル壁と同様の塗料が使われます。戸建てやマンションの外壁塗装でよく使用される塗料は以下の四種類です。

◆4種類の塗料

・アクリル塗料
・ウレタン塗料
・シリコン塗料<==よく使われる
・フッソ塗料

アクリル塗料は、ツヤが綺麗で、どんな職人でも塗りやすいというメリットがありますが、耐用年数が低く5年程度で塗り替えが必要になる安い塗料です。

値段が安いため短期間で壊す予定のイベント建物などに使用されることがありますし、悪徳業者が費用を抑えるために使用することもある塗料で、耐用年数が低いために戸建ての塗料としては、あまり使われません。

ウレタン塗料は、伸び縮みする塗料の性質があるため、防水塗料として使われますが、耐用年数は現代では低く、7~10年程度の耐用年数が限度です。ですから、値段がそんなに変わらないシリコン塗料が戸建てで使うべき塗料となります。

シリコン塗料はの耐用年数は下記のとおりで、シリコン塗料の耐用年数非常に高いモノがあります。

◆各塗料の耐用年数

さらにこのシリコン塗料も、技術開発が進み、最新のシリコン塗料には「ラジカル抑制機能」という機能がついたシリコン塗料があります。このラジカル因子というのは、紫外線に塗料が当たると、塗膜に発生する物質で、このラジカル因子が塗膜を壊す要因になりますが、最新のシリコン塗料(ラジカル抑制機能付き)はこの因子の発生を防ぎます。

戸建てでよく使われる塗料メーカーは「エスケー化研」という大手メーカーで、そこから販売されているシリコン塗料が「ラジカル抑制機能」つきの「エスケープレミアムシリコン」という塗料です。

エスケープレミアムシリコン – エスケー化研

また、デザイン性が高い窯業サイディングボードによくあることですが、表面が「ボコボコ」していると、通常の油性のシリコン塗料が塗りづらいのですが、ラジカル塗料は「水性」塗料であるために、塗料の伸びが良いため、施工性が高く、職人も塗りやすいメリットがあります。

塗料は通常、油性のものが接着力が強くやツヤが出やすいのですが、この水性のシリコン塗料は、油性に匹敵する性能を持っており、サイディングボードにも強くおススメできる塗料です。

サイディングボードの塗装は、毛の長いローラーか刷毛を使う

サイディングの特長の一つにデザイン性が高いというのがありますが、デメリットはサイディング表面が「ボコボコ」していて、非常に塗装が塗りづらいという面があります。そのため凹凸(おうとつ)が激しいサイディングボードだと、通常のローラーだと、塗料が付きが悪い場合があります。

そういったサイディングボードには「毛の長いローラー」か「刷毛」を使います。そのため、モルタル壁のような塗り壁と比べると、塗装に時間がかかったり、塗料を均一に塗るのが難しいことがあります。

 

サイディングの塗装は、養生に工数がかかる!

通常の塗り壁と異なるのはシーリングがサイディングとサイディングの間に張り巡らされていることです。そうなると、シーリングの張り替えの際に、シーリング材が、塗った後のサイディングに付着しないように、マスキングテープで養生します。

そのために、非常に塗り替えの工数が、モルタル壁よりも手間がかかるのです。

サイディングはデコボコしているから、汚れが付着しやすい!だから高圧洗浄で下地処理をしっかりやる必要あり!

サイディングを塗装する前に、サイディングはデザイン性が高いために「デコボコ」しています。そのためホコリや汚れが非常にこびりつきやすいのです。そのため、塗装に入る前に「下地処理」として、高圧洗浄機で、入念に汚れを除去します。

これは非常に重要で、外壁塗装とは前回の古い塗料の上に新しい塗膜を塗ります。そのため汚れが除去できていないと、その上から塗料を塗ってしまうことになり、塗料の密着性が落ち、汚れごと塗料が剥げてしまうこともあります。

そのため、外壁塗装では下地処理が非常に重要でさらに、デコボコしている窯業サイディングは、デコボコしているため、非常に汚れが付着しやすいデメリットがあるために、塗装の除去は通常の塗り壁より時間がかかります。

サイディング塗装のまとめ

サイディングボートは、デザイン性が高く、耐候性も強いことから昨今の戸建ての壁としてよく使われるようになっております。しかし、塗り替え時には、モルタル壁などとくらべると手間がかかる外壁であります。そのために外壁塗装を依頼する業者は細かい仕事も丁寧に行う業者を見つけなくては行けません。

塗装業者にツテがない場合で、良い業者を見つけるコツは、複数の業者の話を聞ける「相見積もり」しかありません。弊社イエカラーズは、チャットでカンタンに見積相談できるので、以下のサイトから気軽に申し込んでくらえだい。2~3社を紹介いたします。

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