外壁塗装が「必要ない」と思うよくある5つの理由をプロが解説

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「うちの外壁や屋根は、まだまだ大丈夫そうだから、外壁塗装なんて必要ない!」
「外壁塗装って、70万円もうするし、少しくらい汚くてもいらないかな?」

と、外壁塗装の必要性に関して疑問に思っているのではないでしょうか?そして外壁塗装をやるにしても、数十万円から数百万円もする大きな工事ですから、家計に大きな負担を与えます。

しかし、一見傷んでなさそうな外壁や屋根は、年月を過ぎると確実に劣化します。なぜなら最先端の高級塗料を使ったものでも、15年~20年も経てば外壁は確実に劣化します。

一般住宅用の外壁塗料であれば10年~15年程度で、塗料は劣化し、ヒビや割れが生じ、その間から水が壁に侵入し、昼夜の温度差により水が伸縮・膨張を繰り返し、外壁の劣化が進み、壁交換や屋根交換の大きな工事になれば300万円~500万円規模のリフォーム工事になってしまいます。

とはいえ、「本当に外壁塗装工事は必要なのか?」という点を掘り下げ、良くある外壁塗装が必要ないと思われる5つの理由に対してという問いに対して、イエカラーズで営業を行っている筆者が、徹底解説を行います。

外壁塗装が「必要ない」と思う!よくある5つの理由を徹底解説

理由①自宅の壁も屋根も見た感じ大丈夫そうだから!

ユーザーの声「うちの戸建て15年前に買った、中古の戸建てだけど、その時に真っ白にリフォームしたんだ。ところどころ黒ずんだりはしているけど、雨漏りしたり、大きなヒビもないから特に問題ないだろう!」

◆プロの解説

==>塗り替えは10年~12年に一度は必ず必要です!

前回の塗装から15年を経過しても、塗り直しをしてない家は多いです。そして塗り直しを行わなくても、雨漏りなどもなく、見た感じも大きな劣化を、ぱっと見感じることもないこともあるでしょう。

しかし、住宅用の通常塗料であれば、どんな種類の塗料であっても15年経てば必ず、太陽の紫外線や風雨によって劣化しているはずです。太陽の紫外線は長い時間、壁の塗膜に照射されつづけると、塗膜にラジカル因子というものが発生し、この因子が塗膜を壊すからです。

また、15年の間の「雨」「風」「地震」などのダメージが塗膜に蓄積され、小さなヒビや割れ、膨れなどが発生しているからです。そしてヒビや割れ、膨れが発生すると、そこから水が浸入し、その水が伸縮と膨張を繰り返し、壁や屋根そのものを劣化させます。

残念ながら、今のところ塗り替えの必要のない塗料や、耐用年数30年以上といった塗料は開発されておりませんので、戸建て住宅であれば、10年~12年を目安に定期的に塗り替えを行い、家への水の侵入を防がないといけないのです。

理由②壁くらいDIYできる!ペンキなんかカンタンだから自分で塗るよ!

ユーザーの声「カインズ(ホームセンター)に行けば、DIY用の塗料が数千円でたくさん売っている。梯子使えば、自分でもできるだろう」

◆プロの解説

==>塗り替えはプロにまかせるべき!高所作業はあぶない!

自分で外壁の塗り替えを行えば、工賃がかかりませんので塗料費用とローラー代、マスキングテープなどの養生代程度で塗りかえできますから、家の広さや塗る色の数によりますが、数万円~10万円程度で塗り替えることがかのうです。

業者に塗り替え工事を依頼すると60万円~120万円はかかりますから、DIYの費用は比較するとたったの10分の1程度の費用で済みます。しかし、これはあくまで塗装費用という観点です。

DIYで塗装するとなると、プロが使う2液型(硬化剤と主剤を交ぜて使う)の油性塗料ではなく、施工がカンタンな1液型の水性塗料となるため、水性塗料は誰でも扱いやすい塗料である反面、接着力がプロが使う油性塗料に劣るため、耐用年数が長くはありません。

また、塗料を塗る前に「下地処理」や塗装と乾燥を繰り返す「塗装の3回塗り」という作業が必要になるため、外壁塗装の作法を間違えると、塗料が数年で剥がれることもあります。

特に塗装前の下地処理は、汚れを完全に「高圧洗浄機」で落とす作業であり、この工程を行わないと汚れの上に塗装が乗っかてしまい、塗装後に汚れごと塗料がはげることがあるからです。

◆外壁塗装の工程

・足場の設置
・養生
・下地処理
・下塗り(下塗り材で)
・中塗り(上塗り材で)
・上塗り(上塗り材で)
・足場や養生の撤去

また、高所の作業は「梯子」で行うのは大変危険です。プロの外壁塗装では下記のような、足場を組んで塗装を行います。足場代は業者に塗装を依頼する全費用の3分の1も占める高価な費用となりますが、その分、職人が足場を安定して、均一に塗料を塗ることができるのです。

そして、素人に難しいのが、塗料を外壁に対してまんべんなく均一に塗ることです。塗料を均一に塗らないと、塗膜が厚い部分と薄い部分ができるために、塗料の性能が発揮できず、塗膜が薄い箇所から早く劣化することになるからです。塗膜がヒビや割れで劣化すると、水が浸入して、外壁自体の劣化がはじまります。

以上の理由で、筆者の立場からはDIYは絶対におススメしませんが、それでも自分で塗料を買ってやる!という方は、せめて塗料メーカーが公開しているYouTube動画をみるなど、塗料知識、塗膜知識を事前に把握してからぬるべきです。

◆塗料メーカーが紹介する塗装動画

 

そして高所の作業ではプロの業者でさえ落下事故による死亡者が毎年でており、安全第一で行ってください。

参考記事:屋根の補修中、転落事故相次ぐ 台風被害の千葉で死者も

理由③新築の家だから塗り替えは必要ない!

ユーザーの声「うちは一流ハウスメーカーで建てたし、立派な戸建てだから塗り替えは必要ない!」

◆プロの解説

==>新築だからといって、塗料が良いモノとは限らない!

どんな一流ハウスメーカーが建てた立派な戸建てでも、10~15年で外壁塗装の劣化は始まります。それだけは間違いありません。そして、大手ではあまりないかもしれませんが新築の建物にはなるアクリル塗料という安物の塗料がよく使われます。

ユーザーの声「こんなにキレイな塗装が施されているのだから、安物のわけがない!」

と思われるかもしれませんが、やっかいなことに、このアクリル塗料というのは「ツヤがキレイ」「仕上りがキレイ」という塗料としての特徴があり、安物と高級塗料の違いは、プロでもわかならいほどです。高級な塗料とは、主に発色やツヤではなく、耐用性や機能性が価格に反映されちるので、色つやで判別できません。

そして、このアクリル塗料は発色の良さから、新築の外壁塗料でよく使われるのですが、アクリル塗料の最大の弱点は、耐用年数が極めて短いことなのです。下記をご覧ください。戸建てやマンションの塗料で使われる代表的な塗料ですが、

◆代表的な4つの塗料

アクリル塗料は、代表的な塗料の中で最も耐用年数が短いのです。ですから新築で、もしアクリル塗料を使っている場合は、耐用年数は10年未満と考えておくべきでしょう。

つまり、塗り替えは絶対に必要ですし、アクリル塗料の場合は5年過ぎれば、外壁や屋根の状態は要確認ということになります。

理由④数年後に家を売るから、今は外壁塗装は必要ない!

ユーザーの声「親から相続したこの家は売るから、塗装は必要ない」

◆プロの解説

==>ケースバイケースだが、築年数20年以上の物件では家屋の価値はゼロだから塗装は必要ないかも

もし、家を近いうちに売る予定があり、1年程度で売れる自信がある物件でしたら、塗装は必要ないかもしれません。さらに築20年を超える戸建て物件は、不動産業界では建物価値はゼロであることが多く、土地にしか価値がなく、家屋はおまけであるという考え方があります。

ですから、そういった物件は、塗り替えをしても価格が上がるわけではないので、塗装は必要ないでしょう。さらに中古物件は、リフォーム工事が流行っており、塗り替えは意味がありません。

参考記事:リフォームローン市場は新規参入が相次ぐ。今後も順調に拡大するのか~時事解説

理由⑤外壁塗装には悪徳業者が多いから依頼したくない!

ユーザーの声「外壁塗装業者は詐欺が多い!新聞やニュースで良く見る、だまされるくらいなら塗装をする必要がないよ!」

◆プロの解説

==>悪徳業者が多いのが「塗装業界」です。一括査定見積もりを使って、良心的な業者を見つける!

残念ですが、外壁塗装は悪徳業者が最も多い業界であることは間違いありません。下記のグラフをご覧ください。

<リフォームトラブルに関する相談件数推移>

引用先:住宅相談統計年報 2018

外壁塗装(このグラフではリフォームにまとめられています)に関する電話相談の年間推移です。消費者からは、多くの相談がよせられており、その件数は右肩あがりです。直近の2018年、2019年のデータはありませんが、おそらく下記のようなニュースで話題となり、その件数はさらに増えていることが予想されます。

参考記事:千葉台風被害、ブルーシート養生で18万円請求の悪質業者や火事場泥棒への注意出回る

なぜ、外壁塗装業者には悪徳業者が多いのでしょうか?その理由は「良い塗装」と「悪い塗装」の区別が非常に難しいこと、「塗装の相場が一般の方に周知されていない」などの理由があるからです。

さらに塗装の性質上、塗料が乾燥してしまえば、通常外壁塗装や屋根塗装は3階塗りですが「2回しか塗ってないのか?」「ちゃんと3回塗りを行ったのか?」という判別がプロでもつきます。

塗装の回数を減らすと「塗料の量」が減り、「工数」が減るので、その差額が悪徳業者の儲けとなるからです。特にこういった詐欺は、お年寄りや、工事の過程をみることができない共働きの家が狙われているのです。

まとめ

外壁塗装や屋根塗装では10年~12年に一度の「塗り替え」は絶対に必要になります。塗り替えをしないと、塗膜が劣化し、水が壁や屋根から侵入し、家の劣化がはじまると、壁交換や屋根交換は300~500万円もかかる工事になってしまうからです。

そうならないためにも、定期的に外壁塗装を依頼しましょう。悪徳業者につかまらないためには、一括査定見積で、2~3社に相見積もりを行うべきです。くらべること、いろんな業者に話を聞くことで、悪徳業者に出会う可能性は減りますし、一括見積もりサービスには、悪徳業者は登録できません。

まずは、気軽に弊社のサイトのチャットで外壁費用を見積もってみてください。弊社イエカラーズは、外壁塗装の専用一括見積もりサービスで、業界初のチャット相談を行っております。

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