これから外壁塗装を行う方が「騙されない」ために全てを徹底解説

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

ご自宅の外壁塗装は60~150万円もする大きなリフォーム工事となります。しかも、残念ですが、塗装業者には悪徳業者が多く、これから塗装を考えている方には不安が大きく、下記のような声がよく聞かれます。

「塗装の相場はいくらくらいなんだ?」
「変な業者に騙されたくない!」

外壁塗装を適正価格で、ちゃんと行うコツとは、素人であっても外壁の塗装の概要や工程を事前にしっかり把握しておくことです。なぜなら悪徳業者は、施主が素人であることにつけこみ、相場より高い価格の見積もりを出したり、手抜き工事をするのです。

ですから、悪徳業者を見抜くために、騙されないためにも、外壁塗装の大枠を掴んでおくことが非常に重要なのです。「そんな外壁塗装の勉強は面倒だ!」と思われるかたも安心してください。この記事を10分かけて上から下までしっかり読んでいただければ、外壁塗装の大枠をつかむことができるので、難しいことではございません。

本日はイエカラーズで営業を担当する筆者が、外壁塗装をこれから行う方向けに解説いたします。

日本の戸建ての外壁塗装の平均的な費用は89万円!費用は5つの要素でわかる!

まず、悪徳業者に騙されないために、外壁塗装の平均的な価格を知るべきです。日本の平均的な戸建てが35坪の二階建であることを想定しています。

まず、外壁塗装とは、下記の5つの要素からなります。

◆外壁塗装の価格相場の5つの要素

要素①塗料
要素②下地作業
要素③養生作業
要素④足場設置
要素⑤その他作業

そして、シリコン塗料という一般的な塗料で塗装工事をおこなった前提で、外壁塗装の費用の合計を行うと89万円になることがわかります。

◆35坪2階建ての外壁塗装の平均価格

890,034円①284,130円 + ②332,640円 + ③69,300円 + ④163,964円 + ⑤40,000円

特に塗装工事は、青色の「塗料の種類」によって大きく費用が変わってきます。ですから、外壁塗装においては「どの塗料」を使うかが工事に費用に最も影響を与えることになります。

参考記事:普通住宅の外壁塗装の費用相場は「89万円」5つの価格要素解説

そして、2019年現在では外壁塗装で使うべき一般的な塗料とは「シリコン塗料」であり、筆者のおススメ「ラジカル抑制機能付きのシリコン塗料」です。

足場代は見積の3分の1から4分の1にもなる!その理由は足場専門業者を使うから値引きができないから

外壁塗装で費用を決める重要な要素として「塗料の種類」であることはすでに解説しましたが、見積もりの三分の一から4分の1くらいの費用は足場代になります。足場代が安くできない最大の理由は、足場の設置は塗装業者がおこなうのではなく、専門の足場業者に外注を出すからです。

ですから、塗装の割引の際に、値引きが効かない項目になります。

参考記事:足場業者の費用一覧で分かる!外壁塗装の足場相場は「20万円」前後

塗料は「シリコン塗料」を選択しよう!なぜなら欠点がなく費用対効果が高い塗料だから!

外壁塗装は、日本及び海外メーカーから、多くの塗料が発売されており、はっきりいってプロの職人でさえも、塗料の全てを把握してはおりません。そして塗料の種類は特殊塗料を除けば下記の4種類に限られます。

◆外壁塗装で使われる主な4つの塗料

①アクリル塗料
②ウレタン塗料
③シリコン塗料<==よく使われる
④フッソ塗料

「そんなにたくさんあるのにどの塗料を選んでいいのか素人にわかるはずがない!」と思われるかもしれませんが、心配はいりません。そして戸建ての塗料でもっとも一般的なものは「シリコン塗料」だからです。そしてメーカーは下記の3社が三大メーカーと呼ばれています。

◆外壁塗装で大手の三大塗料メーカー

①日本ペイント
②関西ペイント
③エスケー化研<==戸建てによく使われる

この三大メーカーの塗料であれば、安心です。最大手は日本ペイントですが、どちらかといえば公共施設やマンションなどの大きな塗装工事に使用されることが多く、関西ペイントはDIYの塗料として有名です。そして戸建ての外壁塗装でよく使われる塗料メーカーは「エスケー化研」です。

つまり、戸建ての外壁塗装であればエスケー化研の「シリコン塗料」であれば、まず間違いないでしょう。そして2019年12月の時点では最新のシリコン塗料とは「ラジカル抑制機能付き」のものを指します。具体的には下記塗料です。

◆エスケー化研のラジカル抑制機能つきの「プレミアムシリコン」

画像引用先:エスケー化研の公式ホームページ

塗膜は、長い間紫外線にさらされると、ラジカル因子というのは発生します。このラジカル因子が塗膜を壊す要因となるのですが、「ラジカル抑制機能」のつくプレミアムシリコンはラジカルの発生を抑えるので、それだけ耐久性が高くなるのです。このプレミアムシリコンの耐用性は10年~12年はあるため、費用対効果の高い塗料です。

エスケー化研のプレミアムシリコン以外にも、アステック社のリファインなどおススメのシリコン塗料はありますが、不安に思う場合は、大手塗料メーカーだと不安も少ないと思います。

参考記事:【全解説】外壁塗装の基本塗料4種類をプロが解説

外壁塗装の7つの工程を事前に把握しよう!悪徳業者は塗りの回数をごまかすことがある!

塗装工事を業者にまかせるとはいっても、ご自身で塗装工程をざっくり把握しておくべきです。なぜなら悪徳業者は、塗りの回数を減らして楽した工事を行う業者があるからです。工程といってもカンタンです。塗装の工程は下記のたった7つに分けられます。

◆塗装の7つの工程

工程①養生&足場の設置
工程②高圧洗浄
工程③下地処理
工程④塗装一回目(下塗り)
工程⑤塗装二回目(中塗り)
工程⑥塗装三回目(上塗り)
工程⑦足場解体&資材撤去

※工程④~⑥の間は、それぞれ乾燥してからの塗装です

この工程を見ればわかるとおり、塗装の基本は3回塗りです。それぞれの塗装には下記のような役割があります。

◆3回塗りの役目

下地塗装・・・・・・・上塗り材と塗面の密着度を高めるために専用塗料を使用
二回塗りと三回塗り・・シリコン塗料などの上塗り材を使用。二回塗ることで機能を高める

特に工事中に気をつけて欲しいのが工程⑤と⑥の「中塗り」と「上塗り」です。先ほども解説したとおり、悪徳業者の中には「中塗り」をスキップして、「上塗り」のみで終わらせてしまう業者が存在するからです。塗料は、重ねて塗ることで、機能性を高めます。

なぜ、悪徳業者は「中塗り」をスキップするのでしょうか?それには二つの理由があります。

◆悪徳業者が「塗りの回数」をごまかす理由

理由①塗料代を安くしたい
理由②手抜きをしてもバレない
理由③手抜き工事に気づくのは3~5年後

理由①は誰でも理解できると思います。理由②と③に関してですが、実は外壁塗装は、プロが仕上りを見たとしても一度乾燥してしまうと「二回塗り」も「三回塗り」も区別することができません。それがわかるのは3~5年後に塗装がはげはじめた時です。

通常なら最低でも10年近くは塗料がはげることはありません。しかし手抜き工事の場合は数年で塗料が剥げてきます。このように、塗料の手抜きが施主にバレにくいという塗装の特徴が、悪徳業者が減らない要素となっているのです。

参考記事:プロが教える外壁塗装の「悪徳業者」が使う7つの手口を徹底解説

外壁塗装の一回の耐用年数は10年~12年だけど、実際は15年周期が多い

外壁塗装を行った場合、どれくらい耐用年数が持つのか、気になるところでしょう。耐用年数は塗料の種類によって変わります。一人前の職人が塗装を行ったという前提であれば、下記のようになります。

◆塗料毎の耐用年数比較

アクリル塗料・・5~7年
ウレタン塗料・・7~10年
シリコン塗料・・10~12年
フッソ塗料・・・15年以上

一人前の職人が塗装を行ったという前提で、一般的なシリコン塗料であれば10~12年は耐用年数が持ちます。しかし、これは塗装業者の立場の見解で、実際の塗り替え周期は耐用年数を過ぎた15年で行われていることが多いです。

耐用年数を過ぎてからの塗り替えは、塗膜に割れやヒビが発生しており、水が壁に侵入しはじめておりますから、おススメしませんが、現在のシリコン塗料であれば15年過ぎてもある程度の機能を残しております。

一番良いのは耐用年数(シリコンの場合)がなくなる前の10年周期で塗装を行うことです。外壁塗装の基本は水分を壁に侵入させないことですから、塗料の耐候性、防水性が残っているうちに次の塗装をすべきだからです。

サイディングボートの外壁の場合はシーリング工事も発生します!

最近の戸建てはデザイン性が高く、昔のようなモルタル壁の戸建ては新築では少なくなってきております。サイディングボードはデザイン性が高いのが長所ですが、ボートとボートの間は、下記の写真のような「シーリング」というゴムのような材質で埋められており、このシーリングも10年過ぎると劣化が目立ってきます。

シーリングの工事が発生する場合は、塗装の工程が下記のように一つ増えます。

◆塗装の7つの工程 + シーリング工事

工程①養生&足場の設置
工程②高圧洗浄
工程③下地処理
工程④塗装一回目(下塗り)
工程⑤塗装二回目(中塗り)
工程⑥塗装三回目(上塗り)
工程追加:シーリング工事
工程⑦足場解体&資材撤去

シーリング工事で覚えておくべきは「打ち増し」と「打ち替え」という二種類の工事がありますが、絶対に打ち替えを選ばなくてはなりません。

◆二つのシーリング工事

①打ち増し
②打ち替え<==この工事を選択する!

なぜなら打ち増しとは、古いシーリング材を剥がさず、その上に新しいシーリング材を塗るだけの工事のため、古いシーリング材はそのままで、シーリングの劣化を防げていないのです。ですから、古いシーリング材を撤去した上で、新しいシーリング材を塗る「打ち替え」でなくてはなりません。

参考記事:【徹底解説】シーリング工事で「打ち増し」を行ってはいけない理由

外壁塗装の色は業者にシミュレーションしてもらおう!自分でもシミュレーションできるツールがある

施主が気になるのが、塗装後の色についてだと思います。塗り替えるとまるで新築のように新しい見栄えになりますが、一度塗ってしまうと、塗り直しができないので事前にカラーシミュレーションしておくと良いでしょう。

業者、家の写真を使ってシミュレーションを行ってくれますし、業者選定前でも、ご自身で家のカラーシミュレーションを行うことが可能です。詳しくは下記の記事にシミュレーションツールを紹介しているから、参考にしてください。

参考記事:外壁塗装する前にシミュレーションができる最高のツール3選!

外壁塗装に適した季節は、繁忙期の春と秋を避けること!

結論から言えば、外壁塗装に最も適した季節は「春」と「秋」です。なぜなら比較的雨が少なく、乾燥しやすい時期だからです。しかし、塗装に最適でも、塗装業者に依頼するのに最高の季節とは言い難いのです。

なぜなら、春と秋は塗装業者にとって繁忙期です。その理由は引越しのシーズンでもあるからです。そのため全国の大家は空き部屋をなくすために、見栄えを良くして入居率をたかめようと、塗装工事が集中します。そのため、良い職人がみんな稼働してしまうので、良い職人に当たる可能性が下がるからです。

現在の塗料は開発が進み、わずかな時間で乾くようにできています。実は春と秋にこだわる理由はそこまでありませんので、繁忙期は避けて、塗装予定日の三ヵ月前には業者選定をはじめましょう。

参考記事:外壁塗装に最も良い季節は春!塗装時期は前回塗装から10年後が1番

市の補助金や火災保険がつかえる場合もある!?がそれは稀なケース!

外壁塗装は戸建てであれば60~150万円もする高額工事ですので、少しでも安く工事できるに越したことはありません。工事を安くする方法として下記の二つの方法があります。

①自治体の補助金利用
②火災保険の利用

自治体の補助金ですが、一部の自治体が行っており、補助金額なども自治体によって違いますが、だいたいは10万円程度の補助を行っているケースが多いようです。ただし、この補助金、枠が限られており早い者勝ちです。そしてその枠は、補助金に慣れた塗装業者があっというまに枠を抑えてしまうことが多く、なかなか利用できません。

そして、この補助金利用は「省エネ塗装」だったり「空き家の利用」だったりと条件が厳しいことが多く、条件にあてはまる外壁塗装ならば問題はないのですが、一般の戸建ての塗装で補助金利用はなかなか実際は難しいケースが多いです。

参考記事:外壁塗装の助成金・補助金を行うための5つのステップと3つの注意点

火災保険の場合は、当たり前ですが保険なので「台風」などの風災被害による被災が必要であり、被災もしていないのに、火災保険で外壁塗装を行うことはできません。なぜなら保険の鑑定には専門の鑑定士がおるため、ウソが通る世界ではありません。

補助金は火災保険がつかえれば良いのですが、それはラッキー程度に考え、実際は利用できないことが多いと考えておきましょう。

参考記事:外壁・屋根塗装を火災保険を使ってリニューアルする方法の全て!

悪徳業者が増え続けている理由は、共働き世代の増加!

ひょっとしたら、この記事をここまで読んでくれた方の中には「悪徳業者なんて、よほど運が悪くないとあたらないだろう!」と思っている方もいると思いますが、残念ですが塗装業界は悪徳業者が本当に多いのです。下記の表をご覧ください。

◆リフォーム工事に関する電話相談数

引用先:住宅相談統計年報 2018

2017年こそ件数が下がっていますが、ほぼ右肩あがりで、相談数が増えており、しかも、このグラフは氷山の一角に過ぎず、全国で悪徳業者によりトラブルが多発しています。その大きな理由は、昔に比べて「共働き」の世帯が増えていることです。

塗装工事は平日の昼に行われます。そのため共働きの方は工事の様子を見張ることができません。そのため業者は、手抜き工事を気兼ねなくできるのです。また、塗装は乾燥してしまえば、プロでも「適切な工事か」「手抜き工事」かを判別することができません。

このような背景があるために、悪徳業者が現在、非常に増えているのです。

参考記事:プロが教える外壁塗装の「悪徳業者」が使う7つの手口を徹底解説

悪徳業者を避けるには外壁塗装を理解すること!

では、ここまで記事を読んでいただき、悪徳業者を避けるためには、「俺は外壁塗装がどんなものか知っているぞ!」というプレッシャーを与えることです。見積時や、業者選定時に

「3回塗りの際、乾燥はどのようにおこなうのか?」
「シーリング工事は打ち増しは嫌だ」
「ラジカル抑制機能付きの塗料で頼む!」

と、ツッコミを入れることです。そうすれば業者が側も「この施主はうるさいから騙せなさそうだ」と思うようになるからです。また嘘であっても「工事中は仕事抜けだしてちょくちょく見させてもらいます」と言うべきでしょう。ほとんどの手抜き工事は見張りがいないことが原因なのです。

そして外壁塗装の業者選定の際には、是非一括査定見積もりを利用していただきたいのです。なぜなら、2~3社から相見積もりをすることで、業者によって使う言葉がだいぶ異なり、素人でも「しっかりした業者」「そうではない業者」区別がつきやすくなるからです。

また、一括査定見積もりを利用するメリットは「審査」があるため、審査を通過した業者のみが一括査定見積もりサービスに登録できるため、フィルターがかかります。弊社イエカラーズも、チャットによる外壁塗装の相談をおこなっているので、興味ある方は下記から、チャットで気軽に相談してみてください。

チャットで一括見積もり:イエカラーズ

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

イエカラーズはチャットで気軽に外壁塗装の見積もりがとれるサービスです!

イエカラーズは、チャットで気軽に外壁塗装や屋根塗装の相談ができるチャット相談サービスです。塗装業者をお探しの方向けに、2~3社の中から相見積もりのお手伝いをいたします。

 

こちらをクリック!

SNSでもご購読できます。