プロが教える外壁塗装の「悪徳業者」が使う7つの手口を徹底解説

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外壁塗装や屋根塗装、リフォームを行う業者には悪徳業者が非常に多いです。

「3年前に塗り替えたばかりなのに、塗装が剥がれてきた!」
「200万円もかかった!(80万円程度で可能だったのに)」
「営業がしつこい!怖い!」

こういった声は全国に蔓延しております。また2019年に日本を襲った台風被害。その被災地で屋根の業者が、家主に許可を取らず、勝手に屋根に登ったり、法外なお金を請求する詐欺行為が多発し、逮捕者も出ました。

参考記事:千葉県の被災地に悪徳業者と詐欺師が大集合 ビニールシートをガムテープで貼っただけで「18万円」要求

このことからも、塗装業者やリフォーム業者には詐欺行為を行う悪徳業者が多く、外壁や屋根の塗装を依頼する際は、特に注意が必要なのです。

本日はイエカラーズで営業を行っている筆者が、悪徳業者がよく使う7つの手口ついて詳しく解説するので、この記事を読んで、事前に把握し、絶対に騙されないようにしましょう。

悪徳業者が行うよくある7つの手口

手口①塗料をごまかす!「シリコン塗料」ではなく、安物の「アクリル塗料」や「合成塗料」を使って利益を出す

まず、よくある手口が塗料の質を落とす手口です。まず戸建て住宅で最も使われる塗料が、シリコン塗料と呼ばれる塗料で、この塗料を使えば塗料の耐用年数が12年~15年程度は持ちます。しかし、塗料の質(値段)を落とすことで、利益を出すのです。

なぜ、このような悪徳手法が横行しているのかと言うと、素人には塗料のことはわからないため、

業者「高級塗料でやっておきますから!」

と言いますが、実は最低水準のアクリル塗料や合成塗料が使われていることがあるのです。しかも、この安物の塗料のアクリル塗料は結構やっかいです。それは下記のような特徴があるからです。

◆アクリル塗料の特徴

・発色がキレイ
・ツヤが出る
・塗りやすい

このようにアクリル塗料は、非常に仕上りがよい塗料の一つなのです。しかし、アクリル塗料の耐用年数が低く、3~5年程度と言われており、3~5年を経過すると、塗料がひび割れしたり、剥げてきます。そうなると塗料の寿命ですの、塗り直しをしなくてはなりません。

戸建てで外壁塗装を行うと最低でも10年は持たせなくてはなりませんし、実際のところは15年周期で塗り替えを行う方が多く、そのため10から15年は塗料の耐用年数を持たせる必要があります。しかし、アクリル塗料は3分の1の5年程度しか、耐用年数がありません。

また、塗装のやっかいな性質として「塗料を塗って、乾燥させてしまえば、その塗料がシリコンなのか?アクリルなのか?」プロの職人でも区別がつかないのです。

塗料がバレるのは、最低でも3年後、塗料が剥がれてきた時です。その頃には、依頼した職人を探しても、おそらく会社名を変えているなど、見つからないはずです。

このように塗料を安物を使うのは、施主にバレにくいために悪徳業者が使う代表的な手口と言えます。

手口②3回塗りをしなくてはいけないところを、2回塗りで塗料と工数を浮かす悪徳業者

まず、覚えてほしいのが、戸建てやマンションなどの建物の塗装は以下のように3回塗りが絶対です。

◆戸建てやマンションなどの塗装は3回塗りが絶対条件

①下塗り(下塗り材)
②中塗り(上塗り材)
②上塗り(上塗り材)

下塗りの役目は、上塗り材を接着力を高めるために、塗ります。下塗り材は「シーラー」「プライマー」と呼ばれる上塗り材に合わせた専門塗料を使います。

中塗り・上塗りでは、同じ塗料を2回塗ります。塗料は均一に一定の厚さを加えることで塗料の機能を発揮することができるのです。ですから戸建てやマンションなどの建物の塗料は下塗りを合わせて必ず3回塗りが基本となります。

しかし、悪徳業者は2回塗りしか行わず、一回省略することで、工数と塗料を節約することができ、費用を抑えて利益を伸ばすことができます。

しかも、塗装でやっかいな点は「2回塗り」も「3回塗り」も、塗料が乾燥してしまっては、プロでも区別がつかないのです。しかし2回塗りでは、どんな高級塗料でも性能を発揮することはできないので、3年も過ぎると塗料が剥げてきます。

そうなると、塗り直しが再度必要になるのです。

手口③共働きの方が狙われる!その理由は工事を施主に見られないから!

手口①や手口②で紹介した「安い塗料を使う」あるいは「塗料の回数」を減らすという手口が横行する理由と結びついているのですが、悪徳業者が狙うのは高齢の方だけではありません。共働きの世帯をターゲットにしています。その理由は塗装工事を見られないで済むからです。

なぜなら工事は通常平日の昼に実施され、土日は施主は家に在宅なので、塗料の臭いや騒音で迷惑をかけないように工事を休みにします。

そうなると、施主は工事をチェックすることができないので、悪徳業者が安い塗料を使ったり、3回塗りを実施せず、塗りを省略して、工事を終わらせることができるのです。

繰り返しますが、塗料が乾いてしまえば、工事の品質を確認するのは素人には難しいですし、プロでも手抜きかどうか?区別がつかない場合もあるのです。

そのため、悪徳業者は工事をチェックされない「共働き」の世代をターゲットにするのです。

手口④見積書に「一式」あるいは「高級塗料」と書いてある

これは絶対悪徳だ!とは言い難いのですが、「塗装一式」「塗料一式」と詳細を書かない書かない場合であったり、「高級塗料」と買いている場合は、要注意です。※こう表記していても良い業者もいるのですが。。

塗料の見積項目は下記のように

下塗り材「シーラー」 700円/1㎡ × 100㎡ 70,000円
中塗り・上塗り「シリコン塗料」  1800円/1㎡ × 100㎡ 180,000円

と詳細に書くことができます。そうすれば施主も費用の内訳がわかって安心です。つまり飲み会のレシートには、注文したものが詳細に把握することができるので安心です。しかし、一式というのは下記のように、

塗装一式 300,000円

となっていると、明細がわからず、業者は実際の経費を抑えることがカンタンにでき、塗料をごまかすこともできます。つまり、このような「一式」という形式の見積を利用する業者は避けた方が無難なのです。

また、「高級塗料」と見積書にある場合も、油断できません。なぜなら「高級塗料」という塗料も定義も存在しません。つまり業者が作った造語のようなものです。高級塗料というくらいですから実際には

◆高級塗料の種類

①フッソ塗料
②ガイナ
③無機塗料
④遮熱・断熱塗料等

これら3種類が高級塗料と言えるでしょうから「高級塗料」という項目が見積書にあった場合?「フッソですか?ガイナですか?塗料は何を使うのでしょうか?」と聞いてみるべきです。

このように、見積書は明細がわかる業者の方が安全である可能性が高くなりますので、この点も注意してください。

手口⑤「○○年保証がついてますから安心ですよ!」は要注意!○年後にその会社は実在しない!

外壁の悪徳業者でよく使われる手口ですが

悪徳業者「保証つきます!万が一、10年以内に塗装が剥げたら、無料で塗り直しますから、安心ですよ!」

こう言われると、お客さんは「それなら万が一にも損はないな!工事を依頼しよう!」となりますが、実は保証をつかった悪徳業者は、1年で会社を潰します。塗装が剥げたころに塗装業者に連絡しても、すでにその塗装業者は潰れていたり、名前を変えており、連絡できない状態になっているのです。

例えばソニー製品が壊れた場合、保証期間内は、無償交換が行われますが、ソニーがつぶれてしまえば、保証期間内でも、製品を交換することができません。

そして、数年で会社名を変えたり、会社を廃業にする手口は、全国でよく行われている行為なので、塗装の保証は良いシステムなのですが、塗装業者がつぶれていれば、塗り直しができないので、こういう行為があることを念頭に入れておきましょう。

大手ハウスメーカーであれば、つぶれている可能性は低いので、安心ですが、規模の小さい塗装業者はよう注意です。

このような悪徳手口が横行する理由は「手抜き工事でも塗料はすぐ剥げず、2~3年程度は持つ」という塗装業界ならでは背景が存在するのです。

手口⑥屋根に登って、屋根や瓦を破壊してしまう

訪問営業によくあるのですが、いきなり屋根に登ってしまい、屋根の一部を自分で破壊する業者がいます。そして写真や屋根の残骸を見せて、

悪徳業者「これは今すぐ工事しないと、雨漏りします!」

など、工事の必要性がない屋根を無理やり工事する手口です。また筆者の実家の両親も騙されたことがあるのだが、訪問業者が「市役所」の関係者を装い、家にずかずか入ってきて「確認させてください!」外壁のチェックを始める悪徳業者がいるのです。

誰であろうと、家に入ったり、屋根に登るのは家主の許可が絶対に必要になるので、勝手に上る時点で100%悪徳業者です。さらに勝手に登る業者は、警察に通報しましょう。

手口⑦シーリングの「打ち増し」はプチ悪徳業者!シーリング工事は「打ち替え」が正解!

シーリングとは、下記の写真のように「サイディングボート」の間などに使われるものです。このシーリングも10年も経過すると劣化しますから、シーリングの張り替えが必要になります。

しかし、シーリングの張り替えは、カッターで全てキレイに剥がしてから、新しいシーリング材を注入する必要があるため、非常に手間がかかります。ですから業者の中には「張り替え」ではなく、「打ち増し」を行う業者がいます。

「打ち増し」は、劣化したシーリング材を剥がさず、その上からシーリング材を注入することで、この手法を行っても、新しいシーリングの下には、劣化したシーリングが存在するため、剥がれやすく、工事の意味がないのです。

この手法は悪徳とまでは言えませんが、シーリングの張り替えを面倒に思う職人や業者が手抜き工事として、よく行われているのです。ですから「シーリングの打ち増し」という言葉が出てきたとしたら、要注意です。

悪徳業者は増えるばかり!

全国でとれくらい塗装の悪徳業者はいるのでしょうか?統計は存在しませんが、下記のグラフをご覧ください。

◆リフォームトラブルに関する電話相談件数

引用先:住宅相談統計年報 2018

2017年までのデータですが、おおよそ右肩あがりで、リフォームに関する電話相談が増え続けています。その大きな理由は、共働き世代が増えており、ターゲットとなる層が増加しているために、悪徳業者がはびこっているのです。下記のグラフをご覧ください。

◆共働きが増えていることがわかるグラフ

グラフ引用記事:1000万世帯を超えなお増加中…共働き世帯の現状をグラフ化してみる(最新)

このように、平日の昼間の工事を確認することが困難な共働き世代が増えているため、手抜き工事がしやすい土壌ができているのです。

悪徳業者を避けるための3つのコツ

コツ①訪問業者は避ける

訪問業者の全てが悪いわけではありませんが、悪徳業者が多いのも訪問業者です。私の実家も訪問業者に30万円の雨漏り工事を依頼しましたが、手抜き工事で雨漏りが直りませんでした。先ほど紹介した、リフォームトラブルでも多いのが訪問業者です。

また、訪問業者には勝手に屋根に登ったり、敷地にはいってくる業者もいるので、そんな業者は論外です。警察に通報しましょう。

コツ②見積をみて明細がわからない業者は避けよう

先ほども解説したように、業者から受け取る見積書には明細がある方が、手抜き工事をされる可能性が少なくなります。先ほども解説したように

・一式
・高級塗料

などの文言が見積書にある場合は要注意です。

コツ③2~3社程度で相見積もりを行う

知り合いに良い塗装業者などがいない場合は、良い業者と出会う確率が高い方法は、一括査定見積もりサービスを利用して、2~3社程度の塗装業者を紹介してもらうことです。相見積書であれば、複数の業者と話すことで素人でも塗装業者の姿勢を比較することができるので、安心して工事を発注することができます。

弊社イエカラーズはチャットで気軽に、相談できるので、これから塗装を考えている場合は、下記のリンク先から試してみてください。

チャットで一括見積もり:イエカラーズ

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